
大阪の天王寺の美術館で歌川国芳展が開催されていたので、先日彼女と行ってきました☆

僕は歌川国芳が昔っから大好きなのです◎
僕の中では粋という言葉が1番似合う。そんな絵師です。
6月5日までで1部と2部があるみたいです。
僕らが見たのは1部の方です。

看板にも使われてたこの絵とか、大男が普通の人を見下ろしてるんだって!
大男の下に小人みたいなのが居てて、おもしろいっす◎
国芳の出世作、通俗水滸伝豪傑百八人も展示されていました♪
着物の模様など細か過ぎだし、筋肉とか迫力あり過ぎでした!!
他にもおもしろい絵がいっぱいあって、彼女と絵を見て絵で笑ってました☆

「荷宝蔵壁のむだ書き」も生で見れて泣きそうなくらい感動でした★

この絵は3枚綴りで完成なんです☆
今で言うワイドスクリーン。
昔、役者絵販売禁止っていう幕府が法律作って、役者絵が販売出来なくなった時代があったみたい。
役者絵販売禁止に引っかからないよう、あえて壁に楽書きをしたように描かれた役者絵。
印の所まで落書き調というこだわりです。

そして僕の1番好きな「みかけはこわいがとんだいいひとだ」も生で見れました★
優しそうな顔の裸の男がみんなで寄って集まって一人の人を作ってます♪
「裸の男ばっかりで気持ち悪いね」なんて言ってる人も居ましたが(笑)
左上の文章には『大ぜいの人がよってたかって とうとう良い人をこしらえた。 とかく人の事は人にしてもらわねば 良い人にはならぬ』って書いてます。
なんて粋なんだ☆
この絵の浮世絵版木も展示されていました。
すごい細かく作ってありました。
「絵を見て絵で笑う」江戸時代ってすごい楽しい時代だったのかな。
日本にこんな人が居てくれて良かった。
国芳さんの自画像も展示されていましたよ。
「歌川国芳、楽しかったね★」「うん♪めちゃくちゃおもしろかったね*」僕と彼女は160年以上前に刷られた浮世絵たちに笑いと感動を貰いました◎